平成26年度東京都(足立区)地域社会合気道指導者研修会報告
 平成27年1月31日(土)・2月1日(日)、東京武道館・第一武道場に於いて二日間
の研修が行われた。参加者数は1日目参加者数173名、2日目参加者数159名で
あり2日間参加者数は148名であった。

 午前10時より開会式開始。主催者挨拶として島村宣伸日本武道館常任理事・長達
矢東京武道館館長より、それぞれ開催に先立ち挨拶、続いて藤城清次郎東京都合
気道連盟理事長より怪我の無いようとの注意喚起を交えての言葉があり、今回担当
される菅原繁師範・難波弘之師範・里舘潤指導員の先生方の紹介が行われた。開会
式が終了した後、参加者全員での写真撮影が行われた。

 午前10時15分より11時45分まで適時各自水分補給をしながら難波師範による
実技「基本の動き①」と題して講習開始。片手取で入身転換・呼吸法・入身投げ・呼吸
投げに入り、ここで場所の広さと人数から半分に分けての実技となった。続いて第一
教・呼吸投げ・四方投げと数々の片手取による基本の動きの夫々のポイントの説明を
交えながら解説。細かい指摘も交えながらの指導があった後、自由技となった。難波
師範は「自分が自由なのではなく、相手の気を手に感じて自由に行う、上からくる気も
あり、下からくる気もある」との説明も加えられた。

 1時間ほどの休憩後に地元講師として藤城都連理事長・大田都連副理事長から「第
2回全国指導者研修会の報告と東京都合気道連盟の現状と展望」の講義が1時間強
を要して行われた。

 午後の実技が始まる前に美濃部都連理事より道場にての講習中の注意があり、各
自普段から忘れがちなことを思い出して後半の講習へと臨んだ。

 午後2時半から4時まで菅原師範により「稽古法について①」と題して講習が始まっ
た。片手取呼吸法・四方投と続いた後、菅原師範は「ここで作りたいのは残身・間合い
であり、そのための稽古法である」と説明された。菅原師範は「独自の受身の稽古法を
指導され、「受身を上手くとって貰いたい。道場のレベルを上げるには受身のレベルを
上げないと、その道場のレベルは上がらない」と話された。初心に帰っての受身稽古
は苦戦者が続出していた。各技を通して相手の間合いを見ながら受身をとる等、多く
の稽古法を話され、最後に座技呼吸法にて一日目の講習を終了した。

 2日目は午前10時から難波師範の実技「基本の動き②」を2時間に渡り行われた。
片手取入身転換を自分自身の縦軸中心を大切にと指導をしながら技が進められた。

 1時間の休憩後に午後1時半から3時45分まで菅原師範の実技「稽古法について
②」が行われた。

 片手取の技の後に菅原師範が前日の受身の続きとしてU字の曲線を描いての受身
を披露。この稽古はヨーロッパでよく行われると説明した。

 素振りが基本となって技が出来ていると説明を受けながら多くの基本技に入ると同
時に受けを取る側の動きも合わせて説明指導を受けることが出来た。

 閉会式では長東京武道館館長が参加者代表に修了証を授与した。その後に講師講
評として夫々の先生方が感想と感謝の言葉を述べた。

 2日間の中で講習で多くの事を新たに学ばされたと同時に合気道を稽古する者とし
ての礼節も再認識させられ充実した講習となった。参加者は皆、各道場に戻られてか
ら技だけでなく、至誠の人をつくる精神をもって稽古に指導にと精進されることだろう。

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