平成29年度東京都合気道錬成大会報告
 平成29年度錬成大会は、6月18日(日)安野正敏本部道場指導部師範をお招きし、
綾瀬の東京武道館で行われた。当日は午後未明より雨天という天候でしたが、43団
体、274名の参加者があり、今までで最多参加人数となった。
 開会式後、全員での記念撮影があり、講習に移った。

 講習は、午後1時半過ぎから、安野師範自らの準備体操後、3つの事、中心・力を抜
く・沈み込みのポイントについて話があった。相手がどう出てくるのか確認して技に入
ること、力とスピードを殺すことに注意しながら、転換での動きを通して、どんな状態に
おいても自分自身の軸を大切にするようにと説明があった。動きは初心者が行う単純
なものであるが、最初であり最後でもあり、きっちりと確実に転換していれば沈み込む
だけの力で技に入れると教授いただいた。

 その後、呼吸投げ・回転投げ等に入ったが、「座ること・立つこと・歩くことが動きの基
本であり、自分が100、相手が100で100の転換をつくることで300となる」という全身をつ
かう転換を示された。「年齢を重ねると力をこれから倍にするなど無理であり、それなら、
捌き・位置は3分の1、5分の1で出来る事に気付きそれを活かす稽古につなげる」など
年齢を幅広く捉えて話され参加者は嬉々とした講習になったことと思う。

 後半は転換から天地投げなどに繋げ、正面打ちでは、ひたすら無心で投げることの
難しさを学ばされた。最後に「基本は一教・入り身・四方投げと言われるが、自分の基
本をもって下さい。今日のことが何か参考・課題・回答になればよいです。また会いま
しょう」と感想を含めて締めの言葉をいただくと同時に課題が早速与えられ、予定通り
午後3時半に終了した。

 午後4時50分より一ツ橋の日本教育会館で情報交換会が参加者55名で行われ、安
野師範を囲んで楽しい一時を過ごした。師範よりの本日の総評は爆笑を誘うものとな
り、「いい先生とは?」と逆に参加者に質問され、ここでも学びを与えられた。
(記:荒井美貴子)
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